ウッドフェンス製作設置

冬季に取り外せるフェンスを設置したいとご依頼頂きました。

高山は冬季に雪が積もるので、除雪の際、側溝に雪を捨てるために取り外しができるようにです。

と、いうわけで・・・どうしよ・・・

柱ごと外せるように、持ち運びができるように等々

いろいろ考えて製作しました。

フェンスになった時持ち運び等しやすいように、柱材は軽いスギ材を使用

ルーバーはある程度寸法が出ている建築の貫材(赤松)を使用しました。

 

この材料たちを削ったり、切ったりと寸法に加工します。

加工中の写真を撮り忘れてました。すみませんm(__)m

防腐防虫防カビ塗装をしてます。2回塗りです。

柱12本、ルーバー材60本、頭繋ぎ2本

計74本・・・2回塗りです!!

 

塗装も完了していよいよ組み立てです。組み立てといってもルーバーを柱に釘で留めていくだけです。

これを6セット用意して

あとは現場設置です

さて現場です。快晴です。

フェンス設置位置を出し、

柱を立てるための角パイプを埋める穴を掘ります。

もともと埋め立てた場所であった為、表層の土の下は砂利や石なのです。

大きい石もゴロゴロ無慈悲に埋まっているわけでございます。

可能なら掘り出す。不可能なら石を割る。

柱の本数12本・・・穴掘り12カ所⇦JI☆N☆RI☆KI(∩´∀`)∩オイラだけ

丸一日で何とか穴掘りは終わりました

現場二日目

案の定・・・筋肉痛です。

角パイプにボルトを仕込んでます。理由はこのパイプに柱が入るのですが、下まで柱が入ると地面に接地してしまい腐りやすい状況になってしまうので、ボルトで柱を受けて接地しないようにしたい為です。

このパイプを垂直を見ながら所定の位置に立てていきます。少しでもパイプの位置がずれるとフェンスが立たないので慎重に埋め戻していきます。

フェンスが無事立ちました。良かったです。

ただ立てるだけでは上部がバタついてしまうので、頭繋ぎを入れてます。

6mの材料がないので、3mの材料を中央で継手を加工し繋いています。(腰掛蟻継ぎ)

結構丈夫に立てられました。

 

取り外しは頭繋ぎを外すだけでフェンスが1セットずつフリーになるので、持ち上げるだけでフェンスが外せます。

 

 

大変でしたが無事完了し、お客様にも喜んで頂けましたので良かったです。

木工アトリエ Fukurow

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